

2024年度 愛知教育大学附属名古屋中学校 起業体験プログラム あなたも今日から起業家になろう
2024年10月31日(木)〜2024年12月10日(火)、株式会社Liremは愛知教育大学附属名古屋中学校の1年生を対象に、全9回にわたる「起業体験プログラム」を実施しました。本プログラムは、未来を担う中学生たちが社会課題を発見し、それを解決するためのプロジェクトを企画・発表することを目的に企画しました。
プログラム概要
本プログラムは、中学 1年生全5クラス(合計159名)を対象に実施され、以下の目標を掲げました:
- 起業は「金儲け」ではなく、より良い社会をつくる手段であることを理解する。
- 自分たちが社会を変える力を持っているという当事者意識を醸成する。
- 実際に課題解決を模索し、事業化のプロセスを体験する。
全9回の授業では、アイディア発想、ビジネスモデルの構築、プロトタイプの制作、事業ピッチなどを段階的に学びました。最終回では各クラスのチームが事業案を発表し、専門審査員からフィードバックを受けました。
実施内容
- 課題発見とアイディア発想
社会課題を発見し、その解決方法を考えるワークショップを実施しました。AIツール「ChatGPT」を活用し、アイディアをブラッシュアップするプロセスも取り入れました。 - ビジネスモデル構築とプロトタイプ制作
リーンキャンバスを活用してビジネスモデルを設計。Canva等を使ってプロトタイプの作成に取り組みました。 - 事業ピッチと審査
各チームが考案した事業プランを発表し、仮説検証や具体性、課題解決の社会的価値などを評価基準として審査が行われました。

成果と感想
生徒たちは、自分たちで考えたアイディアを形にし、ピッチを通して自信を持つ経験を得ました。「自分たちが社会の一員として課題を解決する力を持っていると実感した」という声も多く寄せられました。
また、審査員からは「具体性の高いアイディアが多く、将来的な実現可能性を感じた」との評価をいただきました。

3コマ目 チームアップ前に各生徒が発表したアイディア
今後の展望
株式会社Liremは、今後もこのようなプログラムを通じて、次世代を担う人材の育成に尽力していきます。本プログラムの成功を踏まえ、他の教育機関や企業とも連携を図り、さらなる教育の発展に寄与していきたいと考えています。
